デザインの意図 -Wallet Bag-

長い梅雨、暑い夏、そして感染症。心身ともに鈍重になりやすい日々が続きますね。

 

ちょっと外を歩くだけで汗ばむこんな時だからこそ、軽やかに外出するためのバッグとして"Wallet Bag"という製品を作りました。

Wallet Bagとは

ショルダーバッグを長財布くらいのサイズまで小さくした物を「ウォレットショルダー」などと呼びますが、今回作った"Wallet Bag"は、必要最低限の物を持って身軽に出かけられるウォレットショルダーのスマート版のような製品です。

デザインの特徴

今回作った"Wallet Bag"は、女性男性問わず使っていただけるようなデザインにしています。

 

いかにも機能的な見た目だったり、デコラティブな装飾になる事を避け、洗練された上品な見た目になる事を目指しました。

 

外装部分は全て防水革で製作していて、「光をため込む素材」と呼ばれる革は、受けとめた光をそのまま反射させるのではなく、上品で魅力的な淡い光に変えて美しさを放ちます。

 

数あるウォレットショルダーの中でも、特に高級感があって美しい製品だと感じてもらえたらとても嬉しいです。

機能の特徴

"Wallet Bag"には以下の物が収納できます。

 

・スマートフォン(ケース付きのiPhone 11 Pro MAXまで対応)

・カード3

・硬貨10枚程度

・紙幣10枚程度

・家の鍵(専用ポケットは無く、コインポケットに収納)

 

特にスマホとカードには素早くアクセスできる設計になっているため、支払いがスムーズ。

 

改札を通る時もスマホを取り出すことなく、改札にかざすだけで反応してくれるのでとても快適です。通勤時にメインバッグと2個持ちしても良いかもしれません。

 

防水革を使用しているので雨水に濡れても特別なメンテナンスは必要なし。

 

※スマホポケットの開口部分は常に開放されているため、直接雨水が入らないよう注意する必要があります。

いま"Wallet Bag"を出す理由

ここ数年で日本でもキャッシュレス化が進み、現金を持たなくても生活に支障が出なくなった人が確実に増えています。

 

「あれ?今日もしかしたら財布を家に忘れちゃってる...?」

 

って、夕方くらいに気付いたことありませんか?スマホさえあればほとんど困らないですよね。

 

キャッシュレス化が着実に進んでいる現代において、objcts.ioのデザイナーとして今回のようなバッグを作るのは必然のことでした。

誰に向けて作ったのか

objcts.ioの製品を開発するとき、私はたった一人の誰かを想像しながら製品開発を進めて行きます。

 

今回想像したのは、一番身近にいる人でした。人間としての喜びを感じられる貴重な時間を、少しでも豊かなものにして欲しいと想っていた人。

 

私の妻です。

 

「ウォレットショルダーって、両手が自由に使えて、スマホをすぐに取り出せたり、支払いが楽に済ませられるから便利なんだよね。だけど、もっと良いデザインの物があったらお洒落して出掛ける時にテンション上がって嬉しいんだけどな...

 

ウォレットショルダーを持って息子と一緒に公園へ行く妻が言った言葉です。

 

この言葉を聞いてから色んな場所でウォレットショルダーを見かけましたが、機能的かつ審美性に配慮された製品はとても少ないように感じました。

 

「objcts.ioのデザイナーとして、機能性と審美性の両立を目指したモノづくりをしている私が、ウォレットショルダーを作ったらどんな製品になるだろうか」

 

そんな事を考えながら開発を始めました。

たった一人のためのモノづくり

なんだかとてもプライベートな目的で作った感じになっていますが、たった一人の心に深く刺さる製品を作ることで、沢山の方々に喜んでいただける製品にすることができると信じています。

 

今までも「自分たちが欲しいもの」「知人が欲しいと言っていたもの」など、一人の声を形にして行った製品がほとんどです。我々のBackpackもそう。

 

仮想の人物でも無く、直接話すことができない有名人でも無く、目の前にいるたった一人の声を聴きながら作る製品こそ、本当に必要とされる製品であり、我々objcts.ioが提供したい製品となると思っています。

 

こうして完成した"Wallet Bag"を沢山の方々に見て、触って、そして使っていただけたら、この製品を開発したデザイナーとしてとても嬉しく思います。

 

気になった方は是非、商品ページをご覧くださいませ。

白金ポップアップストアにご来店いただければ実物をご試着いただけます。私も白金で製品開発をしておりますので、いらっしゃった際にはお声がけいただければ幸いです。


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