Dysonを美しくクローゼットに収納したい人のためにレザーケースを作りました

今回お伝えするのは、Dysonコードレスクリーナーのアタッチメントパーツをクローゼットに美しく収納するために製作した「The Cleaner Attachment Case」について。

スマートにパーツを収納するだけでなく、コートのディティールを取り入れることにこだわった「The Cleaner Attachment Case」の開発ストーリーをお伝えします。

アタッチメントパーツを美しく収納したい

一家に一台、必需品の掃除機。その中でもDysonコードレスクリーナーは機能性の高さとデザインの美しさから多くの方が愛用しているアイテム。

そのDysonの特徴の1つが掃除の効率性を上げるために付属された様々なアタッチメントパーツ。

掃除の用途に応じてパーツを使い分けることで便利に掃除をすることができる優れ物。一方で、パーツを収納するときに頭を悩ませることもあります。

箱の中に雑多に詰め込んでしまうとクローゼットの中で少し浮いた存在になってしまい、スマートに収納するのが難しい。

使わない時も格好良く、クローゼットに馴染むようなケースをレザーで作りたいね。

そんな会話を発端に「The Cleaner Attachment Case」の製作が始まりました。

クローゼットの中のあるものをオマージュ

製作するにあたって議論になったのは、クローゼットに馴染むような佇まいのケースを作るためにはどうすればよいか。

そもそもクローゼットは衣類を仕舞うための空間。

Photo by Vanessa Rauer on Unsplash

その空間に誰しもが収納している”何か”をオマージュしたケースを製作すれば、クローゼットの中にあっても違和感のないものになるのではないか。

この発想から「コートを模したケース」のデザインが進んでいきました。

各種アタッチメントパーツのサイズに合わせたポケットを配置。そしてパーツをしっかりと収納しつつ、ケース全体のシルエットを美しく保つためにファスナー式の開閉方法を採用しました。

コートを感じさせる、遊び心を効かせた細部へのこだわり

このケースにはコート独特のディティールを各所に取り入れています。

襟元と身頃内側に取り付けたレザータグ。

ケースの背面に施したコート背面に取り入れられているカッティング。

一見、これらは使い勝手には影響を与えないデザイン。

しかし見る度、触れる度にケースに込めた遊び心から趣を感じ取ってもらうことができるのではないかと考えています。

本ケースはショールームにて展示しておりますので、ぜひお越しいただき、ご覧になっていただければ幸いです。


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