デザインの意図 - チェーン付レザーAirPods Proケース -
デザインの意図
チェーン付レザーAirPods Proケース
自分たちの理想のAirPodsケースをつくりたい。そう考えたとき、まずデザイナー・角森が思い描いたのが、バッグやベルトなどに取り付けて、アクセサリーのようにAirPodsを持ち運べるデザインにすることでした。
「objcts.ioらしいチェーン」へのこだわり
AirPodsは毎日何度も出し入れが発生する上に、サイズが小さいぶんバッグやポケットに入れてしまうと見つけづらいアイテム。そのため、ケースにを身につけやすいパーツをつけることは、当初からのこだわりでした。
レザーストラップをつけるか?objcts.ioのiPhoneケースにも使用しているカラビナの方がよいか?それとも別の選択肢を探るか?
“身につけるからには、普段のファッションにも馴染みやすいものにしたい。”そんな想いを元にさまざまな可能性を模索した結果、辿りついたのがチェーンストラップでした。
しかし、チェーンの金属素材は、ともすると派手だったり、ハードな印象になってしまうことも。シンプルな服装にも馴染み、落ち着いた高級感のある「objcts.ioらしいチェーン」とはどのような
ものだろうか?今回のAirPods Proケースのデザインは、そんなチェーンへのこだわりが詰まっています。
たとえば、異なるサイズのパーツを組み合わせた「フィガロチェーン」と呼ばれるデザイン。よく見ると、大小二種類のパーツが使われています。
フィガロチェーンは二種類以上のパーツを使うため、単調になることなくデザインの奥行きを感じさせる効果があります。
さらに、すべてのパーツの端が平面にカットされているのもポイント。
パーツの丸みの部分を一部カットして平面にすることでデザイン性が高い印象を与えます。
質感も、あえてマットな加工を施すことで金属が持つハードな印象を中和。普段チェーンアイテムを使わない人でも取り入れやすい、大人向けのチェーンアイテムに仕上げています。
↑同じチェーンを使用している『チェーンストラップ + iPhoneケースセット』
日常の小さなストレスを解決するために
もうひとつ、角森がこだわったのが上蓋の裏側に粘着性のあるゲルシートをつけること。AirPods Proの本体にAirPods Proケースの上蓋を接着させることで、上蓋を紛失しづらいつくりにしています。これは、普段から角森自身が他のケースを使うなかで、課題に感じていた部分なのだそう。
AirPodsのケースは上蓋と本体がセパレートになっているタイプが多いのですが、どうしても上蓋がいつのまにか失くなってしまう。僕自身も上蓋を失くしたまま使っていたことがありますし、街を歩いていると上蓋がない状態のAirPodsケースをよく見かけます。
小さなことかもしれないけれど、『日常の”制限”からユーザーを解放する』というミッションを掲げるブランドとして、このストレスは絶対に解決したかったんです。」(角森)
↑ケースからAirPods Proを取り外す際は、上蓋を親指で押さえ、矢印のようなカーブを描くように上蓋を押し上げるのがコツ。その後、AirPods Proをケース下部から取り出してください。
シンプルなデザインこそ、細部へのこだわりによって「自分たちらしさ」を醸し出す。そんなobjcts.ioのデザインへの考え方を体現しているのが、今回のAirPods Proケースです。
チェーン付レザーAirPods Proケース
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