デザインの意図 ジョリーグリーン/ラピスブルー
デザインの意図
ジョリーグリーン/ラピスブルー
9/29(金)より新しく販売開始となったスマホショルダーの新色「ラピスブルー」「ジョリーグリーン」。objcts.ioでは新しい試みとなるビビッドカラーの開発の背景には、「これまでの殻を破る」挑戦がありました。
革の上質さと、
日々の使いやすさを両立するために
これまでのobjcts.io製品のカラーバリエーションは、ブラックやホワイトベージュ、グレー、トープといったモノトーンカラーが中心。ビビッドカラーは、新たな挑戦でした。
デザイナーの角森は、カラーバリエーションを増やした背景として、ブラックのみだったラインナップにホワイトベージュを加えた際の反響の変化があったと言います。
「ブラックのみの展開だったときは、お客様の9割が男性でした。しかし、新色としてホワイトベージュをリリースしたことで一気に女性のお客様が増え、属性も多様化しました。同じ製品であっても色が変わるだけで印象が変わり、興味を持ってくださる方の層も変化する。その経験があったからこそ、いつものobjcts.ioのカラーラインナップから少し冒険した色味に挑戦したい気持ちはずっと前からありました」(角森)
ビビッドなグリーンとブルーの二色に落ち着くまでの過程では、パステル調のカラーも検討。しかし、これまでのobjcts.ioのイメージからかけ離れすぎると違和感が出てしまうため、「まずはobjcts.ioらしさを保ちつつも過去の延長線上ではない新しいカラーを」と模索し、二色のビビッドカラーに行きつきました。
「最終的な決め手は、自分たち自身が普段使いするイメージが持てるかどうか。今回、寒色寄りの二色にしたのも、objcts.ioメンバーはブラックを着ていることが多いため、寒色の方がスタイルに馴染ませやすいと思ったからです」(角森)
大まかな方向性が決まったあとも、彩度や明度を微調整し、objcts.ioらしいビビッドカラーを模索。あえてこれまでのカラーイメージよりも鮮やかな色を意識したことで、これまでの延長線上ではない、新たなイメージを打ち出す色味が出来上がりました。
こちらは、色の候補を出していた段階のカラーチップ。グリーンとブルーの中でも、ビビッドなものやダークトーンのものも候補にあげ、チーム内で意見を擦り合わせながら選定していきました。
また、今回はグリーンの金具にゴールドを採用。中間色のグリーンだからこそ、普段のシルバーの金具とは異なる、新しいチャレンジとなりました。
ジョリーグリーン/ラピスブルーの二色は、77月に開催したポップアップでも先行展示していたアイテム。ビビッドなカラーに惹かれて手に取る方も多く、予想以上の反響がありました。
ジョリーグリーンとラピスブルーの二色のビビッドカラーから、objcts.ioらしさと従来の殻を破るチャレンジのバランスを、ぜひ感じてみてください
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